
皆さんこんにちは、TMしゃちょー(@tmsyacho_blog)です。
「とある2代目中小企業社長の株式投資」の記事でもお伝えしましたが
今回は、私TMしゃちょー自身も保有しているETF
SPYD(SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF)について
簡単にまとめてみました。
最期までご覧いただくと、SPYDやETFについての知識がある程度得られると思います。
そもそもETFってなんなん?って感じで知らない人の為にも簡単に説明していきたいと思います。
それではいってみましょう。
ETFとは

ETFとは、「Exchange Traded Funds」
日本語で上場投資信託の略です。
特定の指数、日本でいえば日経平均株価や
東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する成果を目指して、
東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のことです。
連動する指数は株式だけではなく、REIT(リート)、債券、
コモディティ(商品)等の指数もあり、
投資先も日本のみならず投資しにくい国や地域などに手軽に投資ができます。
市場に上場されているので、株式と同じように取引時間中に簡単に投資ができます。
株式のようにリアルタイムで市場価格が変動しているため、
自分の判断で購入することができます。
テレビなどでもこのTOPIXという単語は目にする機会も多いんじゃないでしょうか。
ETF投資の特徴-分散投資が簡単にできる-
ETF投資は、少額から比較的簡単に分散投資ができます。
例えば、東証株価指数(TOPIX)に連動する株式投資を行おうと思った時、
全てを購入しようとすると莫大なまとまった資金が必要です。
ですが上場TOPIX(1308)というETFなら、売買単位が100口なら
約19万円ほどで購入できます。(令和3年5月時点)
このETFを購入すると、TOPIXを構成している
約2000銘柄に分散投資しているのと同じ効果が得られると言えます。
一般的には個別銘柄に投資をするよりも分散して投資をする方が
リスクが下がると言われています。
1社の株に投資をして、暴落や倒産により株式が
紙くずになるようなリスクを回避できると考えられます。
ETFのコスト
株式と同じように、購入する時には売買コスト、
保有している間には信託報酬などのコストがかかります。
ですが近年、このETFの手数料や信託報酬などの管理コストは
低下してきている傾向にあるようです。
ETFによってコストは違いますので、購入を検討する時には調べてみる方がいいと思います。
SPYDについて

前置きが長くなってしまいましたが、続いてSPYDについて簡単に説明していきます。
SPYDとは
正式名称は「SPDR Portfolio S&P500 High Dividend ETF」
ティッカー「SPYD」は、米国のS&P500高配当指数への連動を目指す海外ETFです。
2015年10月22日から設定されました。
比較的最近設定されたETFですね。
このSPYDを購入すると、アメリカの高配当株の約80社に分散投資できます。
S&P500高配当指数とは、アメリカの代表的な500銘柄の株式で構成される
「S&P500」の中でも、配当利回りが高い80銘柄で構成されるのが
「S&P500高配当指数」です。
特徴として80銘柄が均等配分で構成されていて
SPYDの構成銘柄もほとんど均等になっています。
SPYDが投資している業界としては、不動産(REIT)や
公益事業の構成割合が大きいようです。
これらの業界は高配当なことが多く、
高配当指数に連動している本ETFなので当然だと言えます。
経費率は0.07%とかなり低めで、
直近の分配金利回りは6.03%(税込)と高い水準であると言えます。
SPYD 銘柄 – SPDR Portfolio S&P 500 High 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets
↑こちらからブルームバーグのHPでSPYDについて確認できます。
SPYDの分配金について
SPYDのようなETFは年に4回の分配金が得られます。
【3月・6月・9月・12月】
以上の月の権利落ち日の前日までに購入しましょう。
2021年の権利落ち日はこちらになります。↓↓↓
●2021年3月19日(金)
●2021年6月18日(金)
●2021年9月17日(金)
●2021年12月17日(金)
これらの日の前日までに購入しておきたいところです。
直近3月の分配金は0.636159ドルでした。
6月の分配金は何ドルになるのか楽しみですね。(前年同月→0.365715ドル)
TMしゃちょーのSPYDの買い方
次に私TMしゃちょーはどのようにSPYDを購入しているかご紹介したいと思います。
私自身は、このSPYDの配当利回りだけを見ずに
後の「売却益」を考えて投資をしています。
自分の中でルールを決めて、
「取得単価の3%~5%下落した場合」まとまった金額を投資していくスタイルです。
もしくは、高値から同じく3〜5%下落した場合に、
年4回ほど買い増ししていきたいと考えています。
高い分配金利回り「インカムゲイン」と
売却益「キャピタルゲイン」の両方をコントロールしながら
運用できればと思ってのことです。
より分散を効かせて資産運用するためには、
今手元にある資金をSPYD一本に集中投資することはできません。
TMしゃちょーはひと月に投資できる金額は10万円分程度ですし、
現在33歳の私は長い時間をかけてSPYDや他の銘柄に分散投資しながら
投資スキルを磨ける時間があります。
基本的には右肩上がりのETFであるのですが、
昨年のコロナショック時には大幅に株価が下落し分配金も減配した過去があります。
以下の画像はSPYDの値動きを5年間で表したものです。

2020年末頃より購入を開始し、現在に至るのですが。
今後も取得単価より3%~5%下落した時にはまとまった金額を購入していき、
定期的に積み立てはしない方針でいきたいと思っています。
気になった時にちょこちょこ買い増しし、下がった時に大きく買う。
このスタイルで現状+5%ほど評価益がでています。(2021年5月時点)
最期までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
今回は、海外ETF「SPYD」について簡単にご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
なぜ今「SPYD」の記事をまとめたかと言いますと、
今月6月はSPYDの権利確定月だからです。
私個人としては、個別で株を購入するよりも
ETFに投資をする方が簡単だと考えますし
これから投資を始めようと考えている方にも、
この「SPYD」はおススメです。
なにより分配金が年に4回もでるのが
投資のモチベーションを保ってくれます(笑)
とはいえ、投資は自己責任。
大事な自分のお金を誰かに委ねるのは
よく考えてから行っていきたいと思います。
皆さんも良き投資ライフをお過ごしください。
またのお越しをお待ちしております。
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