皆さんこんにちは!!
TMしゃちょー(@tmsyacho_blog)です
今回の記事では、50歳時点でのFIRE(アーリーリタイヤ)を目指すTMしゃちょーが
「どのぐらい金融資産があればリタイアできるのか」ざっくり計算してみたいと思います。
この記事はこんな方の参考になるかもしれません
・現在FIREを目指して頑張っている方
・FIREという考え方に興味がある方
・株式投資などの投資や資産形成に興味がある方
こういった方々の参考にしていただける内容かと思いますので、
ぜひ最後までご覧になってみて下さい。
それでは行ってみましょう。
TMしゃちょーが考えているFIREの定義
そもそもFIREってなんなのって人のために少し解説しておきます。
「FIRE」とは
Financial Independence Retire Earlyの略。
収入増や支出減を模索しながら貯蓄率を最大化し、最終的に早期退職を目標とする考え方。FIRE達成後には貯蓄された金融資産で、生涯の支出を賄えるだけの不労所得を得ようとするのが目的である。
私個人の考えとしては、生涯の支出を完全に賄うといった「FIRE」は私にとって非常に精神的にストレスを抱えやすく(経済的な面で株式などの市場の影響に依存する為)、セミリタイア的に「SideFIRE」という、労働は続けるが現在の労働状況より精神的にも肉体的にも解放された働き方をしながら、不労収入を得ながら足りない生活費等を賄っていくスタイルを一旦の目標としていきたいと考えています。
FIRE達成までは「収入ー支出=貯蓄」を最大化し、達成後には貯蓄をどれだけ目減りさせずに生涯を終えることができるのか、先のことは誰にも分かりませんが考えることと実行することは無駄ではないと信じて蓄財をしていきたいと思っています。
以上のような考え方を、当記事では簡略化のためFIREと定義したいと思います。ご了承くださいませ。
現在の支出をザックリ計算
ここで私の現在の大まかな支出について記載したいと思います。
簡略化の為、ザックリ年間の支出を出していきます。
食費 80万(月6~8万円)
光熱費 12万
通信費 18万
車(ガソリン代・その他) 15万
税金(固定資産税・自動車税) 20万
住宅ローン 85万
その他雑費 10万
合計240万円
ザックリ支出の計算をしたところ、最低限の生活をしていく上で
240万円が必要なことが分かりました。
家族構成は、妻と子供一人です。
外食等も食費に含めています。
光熱費に関しては、自宅に太陽光パネルを設置しているため
水道代を含めて大体月に1万円ぐらいです。
太陽光パネルはキャッシュで一括払いしたためローンはありません。
少々安易になりますが240万円以上の不労収入が得られれば
概ね完全FIREができると思っておきます。
実際問題、ライフスタイルの変化によって支出は大きく変動する可能性があります。
(将来の自宅の修繕費や妻が働けなくなったり、子供が私立の学校に進学したりなど)
私の現在の年齢は33歳で、65歳まで車に乗り続けた場合を考えると
最高でもあと5回ほど車の乗り換えが必要かもしれませんが、
今回の計算ではそこらへんの将来の支出は見込まず簡単に計算しておきます。
あくまでも最低限の暮らしにいくら必要かを
ザックリ把握する目安として、ということです。
実際にはこの額以上の支出を見込んでおいた方がよさそうですね。
年間240万円以上の不労所得を得るには、金融資産はいくらぐらい必要か
現在の社会保険制度では、男性は65歳から年金支給が始まります。
(実際は分かりませんが)
50歳でFIREをしようと思った場合15年間は年金が得られないことになるので、
15年間不労収入と労働収入で賄っていく簡単なシュミレーションをしていきます。
株式投資などを一切せずに15年間暮らそうと思うと、
現金で約3600万円必要な計算になります。
(240万×15年)
実際に年金支給が始まったとしても、その後の人生は何年続くか分かりませんし
年間240万円の年金がもらえるとは考えにくいので5000万円ぐらい必要かもしれません。
一般的な収入の男性で月額15万円ほどの年金がもらえると仮定しても、
年間で180万円ほどで約60万円ほど足りません。
不足額は貯蓄から切り崩すことになるでしょう。
85歳まで生きたとして、60万×20年で1200万円となり、
FIRE後に3600万円と年金支給開始から1200万円で
約5000万円が必要ということになります。
実際には年金制度がその時にどうなっているかが分からないので、
現時点での試算として把握しておきます。
「とある2代目中小企業社長の株式投資(日本株・米国株)」の記事でもお伝えしている通り
現在私は株式投資を行っているため、FIRE後や年金支給開始後の生活を
現金で賄おうとは思っていません。
続いて株式などの金融資産を保有して50歳時点でFIREした場合の
シュミレーションをしてみたいと思います。
不労収入といえば株式の配当収入が一般的です。
配当金で年間240万円を得ようとした場合、その配当の利率によりますが
ここでは税引前4%(税引後約3%)で計算してみたいと思います。
年間240万円の配当金(税引き後)⇒約7500万円必要
といった計算になりました。
株式等を7500万円程度保有していれば、
年間240万円の配当金・分配金が得られるんですね。
現在私が33歳なので、あと17年間でこれだけの金額を株式に投資していくのは
なかなか厳しそうです。
試しに試算したいと思います。
17年間で現在の投資額約200万円から
3%の運用利回りで7500万円を保有しようとすると
月額約27万円を投資に回していけば可能みたいです。
この金額を投資しようと思うのは、私のような一般人には到底無理なように思います。
何より現在の生活満足度を大きく損ねてしまいそうですし、
妻の機嫌も今以上に損ねてしまいそうなので現実的ではありません(笑)
ということでこの計画で完全にFIREするという再現性は低いと考えられます。
セミリタイア(SideFIRE)で考えた場合
それでは次に、セミリタイアの構想として年額120万円(月額10万円)の
不労所得を得ようと考えた場合をシュミレーションしていきたいと思います。
先ほどと同じように税引前4%(税引後約3%)で計算してみたいと思います。
年間120万円の配当金(税引き後)⇒約3700万円必要
3700万円を投資するために必要な月々の積立額はこちらです↓↓↓
月に約12万円を投資すれば可能という試算が出ました。
運用利回り次第では十分に現実的な金額ですね。
50歳から65歳までの15年間は、精神的・肉体的にも負担が少ない労働を行い。
月に10万円の労働収入を得ながら、配当・分配金収入で10万円の不労収入を得る。
合計で月20万円(年240万円)の収入を得られることになります。
このスタイルなら現実的に可能な範囲だということが分かりました。
年金支給開始後はこの3700万円の株式等の金融資産を取り崩していけばいいと思います。
現金よりも株式等の取崩しの方がはるかに資産の持ちがいいと考えられますので。
(有名な4%ルールの考え方からすれば)
資産の取崩しについては、また別の機会にしたいと思います。
まとめ
今回はザックリとですが、私の目標とする金融資産額について計算してみました。
いかがでしたでしょうか?
この記事を通して、同じくリタイア(セミリタイア)を目指していらっしゃる皆様方の
参考や一考する機会になれば幸いです。
投資は自己責任ですので、株式投資に失敗する確率もないわけではありません。
ですが長い時間をかけて投資の勉強ができるのは、若者の特権ですね。
実際のところ、ライフスタイルによって必要なお金は人それぞれです。
車の購入や趣味に使うお金など、お金はいくらあっても足りません。
だからこそ今できることを考え将来に備えておきたいと考えています。
【本当にFIREできるかできないか】は抜きにしても、
家族の為や自分の為に蓄財していくべきなのではないでしょうか。
最期までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
皆様、良き投資ライフをお過ごしください。
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