皆さんこんにちは!
TMしゃちょー(@tmsyacho_blog)です!
現在私は、従業員数20数名ほどの小さな小売店を
法人経営しています。
この店を約3年前に父親である先代社長から受け継いだのですが、
事業継承がかなり急だったのもあり、
経営に関しては右も左も分からない状況でのスタートでした。
(気になる方は自己紹介もご覧ください↓↓↓)
そんな中で、社長1年目に私が実際にオーナー社長として取り組んだ事を
記事にしていきたいと思います。
今回の記事では、大企業でも中小企業でも
経営する上では必ず把握するべき「会計」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事はこんな方の参考になるかもしれません
- 急に事業継承をして何から始めればいいか分からない方
- 会計について知りたい方
- 新しく中小企業の会計担当になる方
- なんとなく小売店を経営していて会計についてほとんど知らない方
大前提として、私は従業員数500名を超える大企業の社長ではないので
あくまでも中小企業社長としての立場から見た「会計」というものを
私なりに行った事についてを記していきます。
これから小売店や飲食店を始める方や、
同じく中小企業の社長様のご参考や一考する機会になれば幸いです。
事業継承をして1年目でまず初めに取り組んだ事
私が事業継承をしたのは、2018年に入ったころでした。
その時は何からするべきかまったく分かりませんでした。
ただ日々の営業を続けるだけでは、私がオーナー社長になった意味もありません。
何より先代から受け継いだ店(会社)を
より良いものにしたいと考えました。
なので私は、「先代がしてこなかったこと」をまず改善したいと思い
そこで気づいた、以下の2点の事柄についてまず初めに取り組みました。
- 労務管理について
- 管理会計について
働いてくださっている従業員の為にも、適切な労務管理は必須です。
なので「有休」についてなどの労務管理をまず改善しました。
また、先代社長(父親)の時代にはどんぶり勘定だった←言い過ぎ
会計について明瞭にするために、私自らが管理会計について調べ
毎月のキャッシュフローなどを管理するようにしました。
続いて、この「管理」会計について深堀していきたいと思います。
管理会計について
会計には大きく分けて3つの「会計」があります。
それぞれの特徴も記しておきます。
- 財務会計(外部報告の為の会計)
- 管理会計(自社の経営に活かす為の会計)
- 税務会計(税金計算の為の会計)
ざっくり説明するとこのように大別できると思います。
中小企業や零細企業は、主に金融機関をはじめとする
社外の利害関係者に業績を把握してもらうために
財務会計書類を作成することになるでしょう。
税務会計は税理士さんにお願いしていると思います。
(今回の記事では、これらの会計については省略します)
管理会計とは、自社の経営に活かすために作成する社内向けの会計です。
経営の意思決定をする際には、この管理会計の情報を見て
発注管理や人件費などの様々な事を決定する材料になるでしょう。
管理会計は基本的には社内でのみ使用するので
法律で定められた雛形や期間の定めはありません。
経営者ごとに使いやすいように作成すればいいのです。
TMしゃちょーが独自に作成した管理会計
先代社長(父親)の頃は、会社のお金はすべて先代社長が管理していました。
現金がどれぐらい「出て行って」
どれぐらい毎月「入ってくる」のか
(どれぐらい入ってくる予定なのか)
まずこれが不明瞭でした。
私はとても不安だったため、これを見える化しました。
毎月に使った経費(出ていった現金すべて)を管理し、
毎日の売り上げから毎月の利益を割り出し、
入ってくるであろう現金も前もって計算しました。
毎日営業している小売店なので、毎日「廃棄」も出ます。
これらの予算も作成し、適正な廃棄金額も毎月用意して営業するようにしました。
予算の作成、コストの把握、どこにお金をかけるかを
管理会計によって経営をマネジメントしています。
まとめ
今回は、私が実際に行っている
「管理会計」についての一部をお伝えいたしました。
今回お伝えした事柄は、経営者なら知っていて当然だと思いますし
やっていて当然の事ばかりだと思いますが。
弊社の先代社長は、これらの事がどんぶり勘定だったため、
今回お伝えした次第です。
今後事業継承を予定しておられます社長様は、後継者様への良きご指導の一考の機会に。
新しく企業を起こされる社長様は、知識の一端として。
現在企業経営されている方には、経営に関して一考する機会になれば幸いです。
私自身、現金が黒字である事は精神的にとても安心できます。
2021年現在の世界は「新型コロナウイルス」の猛威はいまだ衰える気配がありません。
脅威が去った後いついかなる時も、安定的に企業経営が続けられる事は
自社で働くことで生活している従業員さんにとってとても大事なことです。
このご時世を乗り切るためにも、企業の「会計」を見直してみてはいかがでしょうか。
最期までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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