私は【日本株式】と【米国株式】に投資をしていて、
現在(R3/6時点)で約230万円分の株式を保有しています。
最終的には5000万円程度を目指して投資に励んでいるわけですが、
(詳しくはこちら↓↓↓)
順調に投資によって資産が増えている実感はあるのですが、
「もう少しリスクをとって運用してもいいんじゃない?」
という感覚に陥るのは、投資をしていらっしゃる皆様にも理解いただける感覚だと思います。
この記事では、「よりリスクをとった運用」によって「より大きなリターン」を期待できる
【SPXL】という米国ETFについて考察していきたいと思います。
この記事はこんな方の参考になるかもしれません
・レバレッジETFについて知りたい方
・株式投資に興味のある方
・米国株投資を考えている方
それではさっそくいってみましょう。
レバレッジETFについて
レバレッジ型のETFとは、元となる指標【TOPIX】や【日経平均】【S&P500】といった
指標の日々の変動率に一定の倍率を乗じて算出されるレバレッジ型指標に連動する金融商品です。
例として【S&P500】の場合はその値動きに対して2倍や3倍の値動きをするように設計されています。
レバレッジ型とは反対に、インバース型と呼ばれるETFは逆に負の倍数を乗じて算出されているインバース型指標に連動する金融商品です。
レバレッジ型とインバース型を使って上手に投資ができれば、現在の投資よりも早くに目標に達成できる可能性を秘めています。
ですが大きなリターンを得られる可能性とは裏腹に、また大きな損失を被る可能性があることもまた抑えておきたいところです。
・【ブル】とはレバレッジ型という意味です。
・【ベア】とはインバース型という意味です。
Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF【SPXL】とは
概要
正式名称は【Direxion Daily S&P500 Bull 3X Shares】
ティッカーシンボル【SPXL】
米国のDirexionファンドが運用するETF。
S&P500種指数の運用実績(手数料・費用控除前)の日々の3倍の投資成果を目指している。
経費率⇒1.01%
直近配当額⇒0.04113(2021/06/22)
設定日⇒2008/5/11
【SPXL】の直近5年間のチャート
試しに私が保有している【SPYD】と【SPY】というETFの株価チャートを比較してみました。
【SPXL】はS&P500という指標の3倍の値動きを目指しているETFなので、
2017年から見ても、他の2つのETFを大きく引き離すパフォーマンスを見せている事が分かります。
ですが2020年初頭のコロナショックによる下落で3月に底をついて
【SPY】よりも下落しています。
3倍の値動きというものは下落の際にもしっかり効いているのが見て取れます。
その後4月以降は他のETF同様に株価は回復し、かなりの上昇を見せています。
今後に大いに期待したいところです。
【SPXL】の分配金
SPXLは年間で4回の分配金(配当金)を出してくれています。
高配当ではありませんし配当金を再投資できるような金額でもありません。
直近配当額⇒0.04113(2021/06/22)となります。
仮に100口保有していても僅か約4ドルといったところです。
このETFに関しては、分配金目的で保有する銘柄というわけではなく
値上がり益によって利益を得る銘柄ということですね。
レバレッジ型・インバース型【ブル】【ベア】の金融商品を検討する際に注意する事
過去5年のチャートを見ても、とても大きなパフォーマンスを見せていることが分かりましたが
実際購入する際に注意しておきたいことを考えたいと思います。
レバレッジが掛かっているという事は、複利効果によって単純に3倍となるわけではありません。
相場が上昇している局面に対しては、複利効果により上昇幅が拡大しますが、
下降局面においては、下落幅が拡大します。
2営業日以上の期間保有する場合、その特性上大きく株価が変動するので
その点は注意が必要です。
保有する場合は自分のメンタルとの闘いですね。
私自身は「投資は握力」だと考えているので、
実際に購入する際は長期で保有してみようと思っています。
ですが、基本的にレバレッジ商品は長期保有には向かないと言われていますので要検討です。
まとめ
今回の記事では、S&P500指数の3倍の値動きを目指す
【SPXL】Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF
についてお伝えしてきました。
3倍の値動きを目指すETFを保有し、相場の変動局面で
ハイリターンを狙っていく銘柄になると思われます。
私自身はこの【SPXL】と反対方向の値動きのパフォーマンスに連動した成果を目指す
【SPXS】Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF
とSPXLを活用して、下げの局面でも大きくリターンを稼いでいく事ができれば
金融資産を増加させるための大きな手助けになるかと考えています。
積立で長期保有という方針なのか、現在の投資スタイルである
「3%~5%下げたら買う」という方針なのか。
短期でSPXLとSPXSを売買して増やしていくのか。
今後購入し保有する予定なので、結果をご報告したいと思います。
現在の私の年齢は33歳、まだまだ投資にリスクを取れる年齢だと考えています。
投資に関しては、色々と模索し経験したいと思います。
それでは今回はここまで。
最期までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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